2016年6月23日木曜日

ドラマ『ゆとりですがなにか』最終回 (3)

まりぶ(11浪+1牢w)はかつて山路と正和に「入れる大学に入って...すげえな」と嫌味ではなく言った。今回の「11年かかって結局入れる大学に入った」は、その言葉を自ら取り消している。これは結局妥協なのだが、少し大人になった、ということでもある。これまで毎回まりぶの口から出てきた「おっぱい」が出なくなったのも象徴的。

山路は人はいくつになっても間違い続けるのだと気づいたことで少し大人になった。完璧ではないが、いい先生というのは人を惹きつけるらしく、佐倉も結局教師になることに決めるし、「ファッションめがね」小暮までもが山路に憧れて教師を目指すらしい。そういえば小暮は途中から山路の舎弟みたいになっていた。

正和は新商品「ゆとりの民」を早川に売り込みに行く。この場面からは、いくつもの意味が読み取れる。早川は「これだからゆとりは」と馬鹿にしていた一人である。それに対してゆとりなりのやり方があるというカウンター。それを酒として呑め、ということでもあるので、ちゃんと受け入れろ、ということでもある。正和は早川が不倫したという証拠を握っている。その弱味に付け込んで商品を売り込みにいく、というは、いわゆる「大人の汚いやり方」だ。早川は弱みを握られているからではなく、そういうやり方も出来るようになった正和を、取引してもいい相手だと評価したのだと思う。野上が食中毒という大失態をやらかし、それに付け込んで貸しを作ることで早川は野上を取り込んだ。正和は早川と同じことをやって見せたのだ。

男3人とゆとり、茜も少し成長を見せたところでドラマは終わる。しかし、人は道の上で迷ったり、山道を登って頂きを目指したり、上り坂の時も下り坂の時もある。メインキャラの名前で無理やり締めてみたw 蛇足ってやつだ。「失礼しましったー」

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